付加価値貿易指標は、国際産業連関表というデータを用い、このような「価値の総体」としての製品をその生産工程ごとに分解し、各工程において付加された価値の国際的な流れを計測したものである。

 ことに自動車や家電など最終製品を生産する企業の視点では、自社の製品(が属する産業部門)に、どの国のどの産業の付加価値がどれほど含まれているかということを数値化しており、いわばサプライチェーンの究極的な依存度、付加価値源泉の地理的集中度を量的な側面から表している。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り2721文字 / 全文4568文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「グローバルインテリジェンス」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。