では何が変化したのか? コロナ禍以前は、同僚とすれ違うときにあいさつしたり、ドアを開けて先に通したり、仕事で成功した際は協力してくれた同僚に謙虚に感謝したり、といったさりげない行為で敬意を伝えた。このような相手を敬う行為は、他者が目にすることで伝わり、対人関係における社会的慣習になっていくと広く理解されていた。しかし研究からは、リモートワークの社員は他者との交流よりもタスク処理に集中するため、大事にされていると感じにくいことが分かっている。これにより管理職が(部下を)重んじている気持ちをより効果的に表せるツールの必要性が示唆されている。

 新しい職場環境の中で管理職が社員に対し最も効果的に「価値ある存在と認めている」気持ちを示すための4つの具体的な行動を提案したい。そしてこれらを実践しやすいよう、私たちがアンケートで得られた具体例も紹介する。

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