台湾が態度を硬化させる理由

 中国は「1つの中国」原則や反国家分裂法を掲げて台湾併合による中国統一を目指している。16年に民主進歩党の蔡英文(ツァイ・インウェン)氏が台湾総統に就任して以来、台湾当局は「1つの中国」原則に反対する態度を硬化させてきた。

 特に、香港で19年から20年に起こった民主化デモに対する中国の対応は、台湾当局の政策的な態度を大きく変えさせた。中国は香港の民主化デモ隊を力で制圧した。20年6月30日、中国政府は中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法を制定し、香港における言論統制を厳格化した。

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