「パーパス」が価値を持つ理由

 パーパスは、組織のアイデンティティーや存在意義、使命についての共通理念として人々を結びつける力がある。組織の歴史や存在意義、究極的な目的など組織のアイデンティティーから自然に導き出されるものを突き止め、優先順位を明確にすることにより人々を鼓舞する。また、パーパスは従業員が仕事を感情や価値観と結びつけ、働く意義を見いだす手助けをする。つまり、仕事を「自分ごと化」できる。また組織が各ステークホルダー(利害関係者)にどう貢献するか明確にし、企業で働く人々の日々の行動を導く。

 アイデンティティーと存在意義、使命の共通信念は、真正で、一貫性があり、誠実さを持ち合わせたパーパスから生まれる。真正であるためには、組織の人々が重要と感じることを表現しなければならない。一貫性を持たせるには、日々の活動とパーパスが一致する必要がある。

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