張九齢と李林甫の対立

<span class="fontBold">張九齢は幼い頃から優秀で、則天武后の時代に科挙に合格し、宰相として玄宗に仕えた。「賢相」と称されたとの記録もある。 詩の才にも恵まれ、月を見て遠く離れた恋人に思いを馳(は)せる心情を詠んだ「望月懐遠」などの作品を残している</span>(イラスト=正子公也)
張九齢は幼い頃から優秀で、則天武后の時代に科挙に合格し、宰相として玄宗に仕えた。「賢相」と称されたとの記録もある。 詩の才にも恵まれ、月を見て遠く離れた恋人に思いを馳(は)せる心情を詠んだ「望月懐遠」などの作品を残している(イラスト=正子公也)

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