デジタル時代の顧客創造
この事例からわかるのは、圧倒的な独自性があり、優れた機能を備えていても、自分にどう役立つのか、“自分ごと化”できる明確な便益がわからないものを人は買わないということだ。価格が高いかどうかは、便益を理解した後の問題だ。これは時代が変わっても、普遍的な事実である。
第6回で、顧客起点の考え方でドラッカーの理論をひもといた。再度、その理論に立ち返ると、前述の話はまさに、次の名言にあてはまる。
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