量、種類、生成頻度が特徴

 本題に入る前に、ビッグデータとは何かを確認しておきたい。ビッグデータは一般にVolume、Variety、Velocityという3つのVによって特徴づけられる。Volumeは量が膨大であること、Varietyは種類が多様であること、Velocityは生成頻度が高いことを意味する。すなわちビッグデータとは「桁違いの量、豊富な種類を有し、時々刻々と生成されるデータ」であるといえる。

 ビッグデータはまた、先の3つのVにVeracity、Valueという2つのVを加えて語られることも多い。Veracityは正確さ、Valueは価値を表す。ビッグデータはしばしば他の組織やソーシャル・メディアのユーザー、あるいはIoTのデバイスによって生み出され、ノイズ・エラーの混入や何らかの事前の操作などがあり、正確ではなく無関係のデータを含むことも多い。そのため、データ解析を通じてそれらを取り除くことで、ビッグデータは正確さも価値も高いものとなる。

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