実は新しい「三方よし」
こうして見てくると、三方よしの考え方は近江商人に共有され、何百年も前から日本に根付いてきたように思えるし、実際にそのように理解している読者の方も多いかもしれない。
だが実は、三方よしというフレーズは、意外にも新しいものであり、そもそも「売り手よし、買い手よし、世間よし」という言い回しは近江商人が残したものではないとも言われている。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り3539文字 / 全文5350文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「特別誌面講義」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?