日立変革の歩みを振り返る

日立は1990年代に経営の「選択と集中」を始めたが、2009年時点で上場子会社が22社あった。09年3月期の7873億円の赤字をきっかけに、グローバル競争力を強化するため、それらの構造改革に着手した。20年4月、中核上場子会社の1つとして知られた日立化成を昭和電工に売却し、日立ハイテクノロジーズ(現日立ハイテク)を完全子会社化。最近は日立金属の売却を発表、日立建機も売却か完全子会社化か今年度中に決める。以上は最後の上場子会社だ。一方で、新しいセグメントの事業を積極的に買収している。
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