この記事は日経ビジネス電子版に『星野リゾートの「教科書」の経営学者に聞く 最高のチームの創り方』(6月7日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』6月28日号に掲載するものです。
リーダーシップ論で知られるケン・ブランチャード氏と、それを実践する星野リゾートの星野佳路代表。「最高チームのつくり方」をめぐり、理論のポイントや実践の勘所を2人が話し合った。

星野佳路氏(以下、星野):31歳で星野リゾートの経営を引き継いだ当初、離職率が高く、大半の社員が働くことにあまりモチベーションを持っていませんでした。そんなときブランチャードさんの理論に基づき、エンパワーメントに取り組み始めました。結果が出るまでにはかなりの時間がかかりましたが、続けたことによって素晴らしい成果を得ました。
ケン・ブランチャード氏(以下、ブランチャード):理論と実践がつながったのは素晴らしいことです。エンパワーメントには3つのカギがあり、その過程では困難な時期が来る場合もあり、乗り越える必要があります(下図参照)。ここでの効果的なリーダーシップとは、「私」ではなく「我々」について語るものであること。そして、エンパワーメントとは、部下が「すべき」ことをさせるのではなく、部下が「したい」と思えることをしてもらうという事実に向き合うことです。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り1946文字 / 全文2647文字
-
「おすすめ」月額プランは初月無料
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員なら
人気コラム、特集…すべての記事が読み放題
ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題
バックナンバー11年分が読み放題
この記事はシリーズ「世界の最新経営論」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?