マーケティングの父、フィリップ・コトラー教授は近年、マーケティングの切り口から経済全体の考察を続けている。コトラー流の資本主義論を語る。
米ノースウェスタン大学経営大学院名誉教授

マーケティングの権威、フィリップ・コトラー教授。近年、マーケティングは人々を幸福にするためのものという信念の下、資本主義への考察を執筆し、多数論考を発表している。その意図を聞いた。
「私はここ数年、マーケティングのみならず、人々が幸せで豊かに暮らすには何が必要かについて考えてきた。『それは結局、我々の資本主義というシステムが良くなるのか、悪くなるのか、にかかっている』というのが私の答えだ。
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