デジタルトランスフォーメーション(DX)の難しさを解説してきた、スイスのビジネススクール、IMDのマイケル・ウェイド教授。最終回は、経営幹部の意識改革がテーマだ。

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マイケル・ウェイド[Michael Wade]
スイスのIMD教授兼DBTセンター所長
デジタルがビジネスモデル、ストラテジーやリーダーシップに与える影響の調査、研究、教育に取り組む。IMDによる世界各国各社の幹部向け公開短期研修「Leading Digital Business Transformation (LDBT)」のディレクターを務める。

 前回、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるには、社員の心の準備が整うまで待ってはいけないと指摘したIMDのマイケル・ウェイド教授。しかし、本当に真っ先に変わらなければいけないのは経営者だという。どう変わらなければいけないのだろうか。どうすれば変わるのか。最終回は経営者の変革について議論する。

 「環境が急速に変化していないのなら、社員が変わるのを待つのも悪くはない。しかし予測不可能に変化する中では、待つことはリスクの高い戦略だ。そしてやると決めたら直ちにデジタル投資をし、改革の土壌となる器を大きく広げなければならない。そうしなければ、得てして改革のスケールが小さくとどまってしまう。やみくもに改革せよとの指示を増やすだけではだめだ」

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