ソニーの平井一夫会長の経営教室、最終回のテーマは「次世代リーダーへの期待」。グローバル化がより進んでいく中で、現場に足を運ぶことが重要と説く。「日本のよさを世界にアピールしてほしい」とエールを送る。
平井 一夫[ひらい・かずお]

ソニーでは中期経営計画を3年単位で進めており、私自身、社長在任中の6年間で2度、中計を策定・実行しました。中計の途中で降りるということはないですから、仮に社長を続投することになれば、9年間、ソニーの社長を務めることになったでしょう。
私が社長として率いていた2018年3月期は、経営チームや現場の社員の頑張りで20年ぶりの営業最高益を達成できる見通しが立ちました。新しい社長にバトンを渡すにはいいタイミングだと感じたのです。
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