「経営しない経営者に。成果主義は脅しと紙一重。社員を育て抜てきせよ」
経営者にとって本当に重要なのは「経営しないこと」ではないか──。そう考えるようになった。経営者なのに、経営しない。一見矛盾した表現かもしれないが、経営しないとは社員に権限を委譲し、任せることだ。
1人の経営者の力だけでは100年続く企業にはなれない。加齢とともに必ず後継者問題が浮上する。隣の芝生は青く見えるからか、社外から後継者を招くケースも多いが、積み重ねてきたDNAをしっかりと引き継ぐのは難しい。優れた経営者ほど、後継者選びが難航する理由はそこにある。
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