「円安は弱い経済の象徴 賃金上昇のないインフレは岸田内閣の圧力に」

 日本円が強い通貨だと誰もが考えるようになって久しい。だが、過去1年で日本円の米ドルに対する価値は約2割落ち、またその大部分が過去6カ月で起きたことは衝撃的である。

 我々はこの状況が示すものを受け入れなければならない。円は、日本企業の大幅な生産性向上と経済のアドバンテージを常に思い出させるものとして機能していた時代があった。逆に、常に弱い通貨は残酷な真実を告げる。生産性とその経済の内需が他国に比べて弱いことを意味するのだ。

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