「女性管理職の少なさが 男女間賃金格差の要因。 無意識のバイアスなくせ」

 コロナ禍はこれまでの社会に潜在的に存在していたさまざまな格差を改めて浮き彫りにした。中でも「男女」「雇用形態」「企業規模」という3つの格差は、経済環境の悪化に伴う解雇や雇い止め、休業が増えるにつれてますます目立っている。

 影響を最も大きく受けているのが、女性労働者だ。彼女たちが従事する割合の高いサービス業がコロナ禍で軒並み打撃を受けている。加えて、女性の就業率はアベノミクス以降増えたとはいえ、そのほとんどが非正規雇用者だ。男性の非正規割合が22%であるのに対し、女性が54%であることからも分かるように、その差は歴然で、男女間の賃金格差の拡大にもつながっている。

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