「トップはどっしり構えて 懐深い『第一等』たれ。無理なら部下を第一等に」

 前回、私が尊敬してやまない陽明学者、山田方谷の名言「総じて善く天下の事を制する者は、事の外に立ちて、事の内に屈せず」を紹介した。今回は同じく方谷の「至誠惻怛(しせいそくだつ)」という言葉を紹介する。

 「至誠」は「真心を大切に」という意味で耳慣れた言葉かもしれない。「惻怛」は「哀れむ心を持って人と接しなさい」ということ。組み合わせると、他人、特に後進と接する場合は真心と真摯な姿勢が重要だという意味になる。トップに立つ人間にとって非常に重要な考え方だ。

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