「新型コロナ対応は長期戦 経営者は数字を直視し、変化のための長期施策を」

 2020年代初頭の数カ月、新型コロナウイルスの感染拡大関連のニュースを耳にしない日はなかった。はや6月、日本ではやや落ち着きを見せつつあるが、まだまだ予断を許さない状況だ。在宅勤務を続けている読者も多いだろう。私自身も、最近はほとんど対面で人に会うことなく仕事を進めている。自身と向き合う時間が増えたことだけはありがたい。

 振り返れば半世紀以上、企業経営にかかわるなかで、バブル崩壊やリーマン・ショック、東日本大震災など数多くの危機に直面してきた。阪神大震災では私自身も被災した。ただ今回の「コロナ・ショック」は、局地戦ではない。小売りや外食、スポーツや娯楽など、世界中の実体経済に大打撃を与えている。長期戦を覚悟する必要があるだろう。

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