「危機感は、経営者が人為的に生み出すもの。社長が人気者なら病気だ」

 前回、大企業の事業再生で、会社が危機に陥っても、社員の危機感は低いことを書いた。会社の「危機」と、社員が抱く「危機感」は相関しない。むしろ逆相関と言った方がいい。業績が悪ければ危機を感じるはずだが、低い業績の会社ほど、たるんだ雰囲気であることが多い。

 逆に成長企業で、業績が良くて危機には見えないのに、社員がピリピリしていて、頑張り屋が多い会社に時々出会う。この逆相関が起きる理由は何だろうか。

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