「日本の未来は女性次第。有能な労働力の維持と生産性向上がカギを握る」

 今後は、女性こそが日本の経済とビジネスの行方を決めるだろう。企業が20代から40代の有能な人材を採用し、働き続けてくれるよう企業文化を変えていくことが極めて重要だ。成功を決定づける最大の要因とも考える。

 これは、私が6月に日本経済新聞出版社から出した著書で訴えていることだ。偏った意見に聞こえるかもしれないので、背景を少し説明したい。理由は主に3つある。

 最初の理由は至ってシンプルだ。人口統計的に、急速に進む高齢化と労働人口の縮小は、これまで特に大企業の昇進システムを支えてきた有能な男性が不足することを意味している。そのため、潜在的に昇進システムを支える能力のある女性たちを活用していくことが重要になっている。

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