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「対立が悪化しない限り19年も経済危機はない。景気循環に変化の兆し」

 2019年は北米と欧州の影響で、景気後退か減速の年になると予測されていた。08年の経済危機から10年以上がたったうえ、米国と中国の貿易戦争の影響もある。19年のビッグサプライズは、これまで本当に景気減速が起きていないことだ。

 このサプライズの大きな要因の一つは、景気後退・減速が不可避だという考え方の背景にあるロジックの中心部分が間違っていたことにある。これは戦後のいくつもの景気後退・減速による体験をベースに考えられていた。しかし、今の状況は異なる。08年の経済危機が、状況を一変させた。