「『大黒柱に車をつけよ』 変化を恐れないことが成長の原動力になる」

 「大黒柱に車をつけよ」という家訓が岡田屋にはある。環境の変化に対応して、企業自体を変革させよ、という意味だ。

 岡田屋は、呉服店に始まり、戦後、食品を扱うスーパーマーケットになった。その後、GMS(総合スーパー)、専門店、SC(ショッピングセンター)、クレジットカードなど多様な分野に事業を広げて、今のイオングループに至る。グループの収益を支える事業の柱は、時代と共に大きく変わってきた。環境の変化がそれだけ大きいからだ。

 日本の小売業の売上高上位20社を、50年前と比較してみよう。当時は、百貨店が上位のほとんどを占めていたが、今は全く違う。イオン、セブン&アイ・ホールディングス、ファーストリテイリング、ヤマダ電機、アマゾンジャパンなどが並んでいる。

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