MaaSではデータを集約してシステムを運用するオペレーター(プラットフォーマー)が重要な役割を果たす。GAFAのような企業のない日本では、企業などのコンソーシアムが主導する動きがある。連合体は情報共有には有効だが意思決定が難しい。鉄道会社や自治体などが有力な候補となるだろう。

 MaaSの事業モデルは、人を連れ回してお金を落としてもらう、という発想ではだめだろう。人の移動だけでなく、物の移動もモビリティだ。家の中で楽しめる若者を外に連れ出すことには無理がある。物流を収益源に組み込み、総合的に考えるべきだ。

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日経ビジネス2019年10月14日号 88~89ページより目次

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