そういう判断があって、約1000億円を投じて米インディードを買収したのですね。日本企業のM&A(合併・買収)は失敗が多いといわれる中、何が成功のカギになったのでしょうか。

 かつての買収の失敗に対する反省が生きています。一つは買収チームの選定です。経営企画や投資本部といった本社スタッフが意思決定しても、買収後の統合作業の際に新たに社内で人材を探す企業は多い。我々も以前はそうでしたが、それでは当事者不在になってしまいます。インディードの買収では、買収計画を描く人が、買収後も現地に乗り込んで会長かCEOをやると決めていました。

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