言いたいこと言える組織に
企業風土を変えるには、風通しの良い組織にしていく必要があります。これまでの商工中金は、完璧なピラミッド型の組織でした。上意下達で上司の言うことが絶対。これでは自分の言いたいことも言えないし、重要な事柄は一部の人たちの間で決まってしまい、情報開示も進みません。職員のモチベーションは当然下がりますよね。ですので、役職にかかわらず言いたいことをいえる仕組みづくりを徹底しました。
風通しの良い組織づくりはもう一つの問題「業績至上主義」を改める上でも必要不可欠でした。私が来てすぐにやめたのが「ノルマ」です。
この記事は会員登録で続きをご覧いただけます
残り4106文字 / 全文5399文字
-
有料会員(月額プラン)は初月無料!
今すぐ会員登録(無料・有料) -
会員の方はこちら
ログイン
日経ビジネス電子版有料会員になると…
特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題
ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題
日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題
この記事はシリーズ「インタビュー」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
Powered by リゾーム?