がん分野で複数の薬

アステラス製薬が発足して15年です。順調に成長してきて、最近は足踏みしているようにも見えます。振り返ってみてどうですか。

 それなりに山あり谷ありでした。合併したときは臓器移植後の免疫抑制剤と、前立腺肥大の薬がありましたが、両方とも特許が2008年ごろに切れました。これが最初の壁でした。

 その後、前立腺がんのイクスタンジと、過活動ぼうこうに対するベタニスという薬がうまく出たので、また成長軌道に乗りました。ただ、欧米企業から導入して売っていた薬が、特許切れを迎えたり、自社で販売するので返してくれといわれたりして、この1年ぐらいで抜けていったのです。19年度は過活動ぼうこう治療薬と、抗がん剤の特許が切れて足踏みしている感じです。

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