藤田田氏の評価

すしカバーは米国進出を機に考案したのですか。

 創業の頃からずっと考えていました。30年以上前に回転ずし業界に参入する際に調べたら、ベルト上に長時間放置されたすしを食べて腸炎ビブリオにかかった 子供が死亡した事故が起きていました。ベルトメーカーの社員が「回転ずしには大きな問題がある」とこっそり教えてくれたんです。

<span class="fontBold">ウイルスやほこりからすしをガードし、鮮度を保つカバーを考案した</span>
ウイルスやほこりからすしをガードし、鮮度を保つカバーを考案した

 実は当時も回転ずしにカバーはかけられていたんです。ただ、カバーが汚かった。従業員もお客さんも触り、使いまわされていて。それでうちはカバーではなく、すしを回す時間にリミットを設けました。でもこれにも限界があって、結局はつばやウイルスが飛んだら、防ぎようがないんです。鮮度くんは開発に20年もの歳月がかかりました。米国でも特許を取っています。

テーブルで皿を回収する仕組みやタッチパネルでの注文と、いろいろ工夫されていますね。

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