全4595文字

かつては業界の盟主だったが、アサヒグループホールディングスにシェアも売上高も抜かれた。盟主復活に向け、不採算事業の整理やビール事業のマーケティング改革にまい進。業績も株価も回復軌道に乗った今、改革の要諦を語る。

(聞き手は 本誌編集長 東 昌樹)

(写真=的野 弘路)
PROFILE

磯崎 功典[いそざき・よしのり]氏
1953年神奈川県生まれ。77年慶応義塾大学経済学部卒業、キリンビール入社。経営企画室や広報部のほか、工場跡地のホテル総支配人などを経て、2010年キリンンホールディングス常務取締役、12年キリンビール社長。15年から現職。実家はミカン農家。ここ数年、キリンビールの子会社が、磯崎社長自らが生産したミカンを使ってクラフトビールを醸造し、販売している。65歳。