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前回までのあらすじ

 子会社のコンビニ事業が急成長を遂げ、本体のスーパーマーケットの利益も改善し、順調に見えたフジタヨーシュウ堂に突然、幹部ら4人が総会屋に金を渡した疑いで逮捕される事件が起きた。しかも金の出所は社長である藤田俊雄の妻、小百合の口座だった。人一倍、真面目な商売を心掛けてきた俊雄は深く悩む。同様に、会社の経営を担ってきた大木将史も今後の対応を考えていた。

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 企業で汚れ役を喜んで引き受ける人はいない。総会屋対策などは、その最たるものだ。

 役員であれば株主総会に総会屋と言われる特殊株主が出席していることを承知していた。