前回までのあらすじ

 1980年代、コンビニエンスストアのアーリーバード事業を展開するスーパーマーケットチェーン、フジタヨーシュウ堂は経営の効率化に取り組んだ。競合する大手スーパーは土地を担保に事業を拡大したが、90年代に入り地価の下落とともに苦境に陥っていった。順調に思えたフジタヨーシュウ堂だが、幹部が総会屋に金を渡したとして逮捕される事件が起きた。社長の藤田俊雄は動揺した。

(前回を読むには、こちらをクリックしてください)

1

 1992年(平成4年)10月22日──。

 常勤監査役森本保夫と幹部社員ら3人、計4人が警視庁捜査4課と武蔵野署に逮捕された。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り5256文字 / 全文5620文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題