企業間物流では、目的地ごとに別々のトラックを走らせるのが一般的。日によって荷物量にばらつきがあり、積載効率の低下につながっている。1台のトラックに目的地が異なる複数の荷物を載せれば積載効率は上がるが、荷物の組み合わせや配送ルートが複雑になる。
例えばロンコの規模では「組み合わせは10の100乗という膨大な量になる」(OKIイノベーション推進センターAI技術研究開発部の玉井秀明氏)ため、熟練社員の経験や勘を頼りに、毎回30分から1時間もかけて配送計画を立てるしかなかった。
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