浦上氏は18年初夏、インド各地を回り、徹底的な消費者調査を開始した。「世帯年収ごとの酒の飲み方」や「好んで購買するブランド」など、現地人の家庭も訪問し酒類市場への理解を深めた。世帯年収が日本円で150万円ほどでも、2000円前後のウイスキーを晩酌に飲む光景を見て、「高度経済成長期の日本と今日のインドは重なる」と市場が大きく成長する手応えを感じた。
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