「Mr. Abe did it(安倍氏はやってくれた)」。香港でマレーシア財閥の資産運用を手掛けるグオコ・マネジメントの日本株ファンドマネジャー、デービッド・ルイ氏は13年4月、日銀が大規模な金融緩和を打ち出した日の興奮を今でも忘れない。「多くの外国人投資家が日本は本当に変わろうとしているのだと感じた」と当時を振り返る。

 外国人投資家の意向に沿うように、安倍政権はコーポレートガバナンス改革にも着手。日本企業のROE(自己資本利益率)を8%以上にする目標を掲げるなど、日本株を世界水準の投資対象に引き上げるべく心血を注いだ。

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