INPEXは豪でLNGを増産

 オーストラリア北西部沖。INPEX(旧国際石油開発帝石)が手掛けるLNG開発事業「イクシス」の生産施設は夕暮れ時になっても停止することはない。光をこうこうと放ちながら昼夜を問わず稼働し続けるのは、日本に送るLNGを作るためだ。ここから、サハリン2から供給されるのとほぼ同量が日本に輸出されている。

 18年に生産を開始したイクシスは、日本企業がLNG開発で中心的な役割を果たす初の大型事業だ。総事業費約5兆円で、生産能力は年890万トン。INPEXが権益の66%を持ち、東京ガス、JERAなどの日本企業を中心に複数社が出資者に名を連ねる「日の丸ガス田」だ。

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