ただ、掲載するウェブメディアによって運用ルールが異なり、日々変化するため、それに合わせて広告を作り直す必要がある。同社はメディアごとの運用ルール設計に基づき、「最適」な広告を出すことにAIを活用する。例えば、蓄積された広告表現のデータから、画像や動画、テキストの組み合わせをAIが生成するアルゴリズム(演算手法)を磨いている。

 注目を集めているサービスに、20年11月から始めた「極予測AI人間」がある。商品・サービスの販売企業やブランドに応じてバナー広告などに使う架空の「人物モデル」を生成する。髪形から目、鼻、口などあらゆるパーツを変化させ、違和感のない顔に仕上げる。これとは別に、検索結果画面の上部に出す広告について、検索キーワードに合わせた広告文をAIで作る技術なども持つ。

 内藤貴仁常務は「閲覧者が広告のリンク先に飛んだり、商品やサービスを購入したりする広告効果はAIを使わない場合に比べ30~40%高まる」と話す。

ソニーやトヨタに並ぶ力量

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