日経WOMANなどは、2021年の「企業の女性活用度調査」をまとめた。先の見えない時代ゆえに多様性を重視して、女性活躍推進を図る企業が目立ち、上位には、業務配分の男女格差解消に取り組む企業がランクインした。
●「女性が活躍する会社」ランキング 2021年 総合ランキング
「2021年企業の女性活用度調査」は、日経WOMANと日経ウーマノミクス・プロジェクトが共同実施。東証(1部・2部)・名証の上場企業と、従業員100人以上の新興市場上場企業、および外資系を含めた有力未上場企業、計4468社を対象とした。調査は日経BPコンサルティングが実施し、調査票を郵送。回答は原則として人事担当者。調査期間は2021年1月中旬~2月中旬。有効回答数は522社(回答率11.7%)。スコアは管理職登用度など4カテゴリーの合計得点を偏差値に換算し、総合ランキングを作成。各部門別のランキングは、それぞれの得点を偏差値に換算して順位づけした。表示した総合得点(偏差値)が同じで順位が違う場合は、小数点2位以下で差がある
【備考】
●りそなホールディングスはグループ2社を含む●花王グループは花王とグループ4社で算出●大和証券グループは大和証券グループ本社と大和証券で算出●パソナグループはパソナを含め算出●第一生命ホールディングスはグループ3社を含む●イオンはイオンリテールを含め算出
日経WOMANと日経ウーマノミクス・プロジェクトは、上場企業と有力未上場企業の計4468社を対象に、19回目となる「企業の女性活用度調査」を実施した。協力を得られた522社の調査結果から順位をつけたのが、上の総合ランキングと下の部門別ランキングだ。
今回の調査で特筆すべきは、コロナ禍でも女性活躍推進の活動を止めなかった企業が多いことだ。実際、新型コロナウイルスの感染拡大が事業に大きな影響を及ぼした企業もランクインしている。
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