自らのアバターの周囲とだけ頻繁に通信や情報のやり取りをするようにして、少し離れた場所にいるアバターとはやり取りの頻度や表示の質を抑える。これにより全体の通信量を減らす。多人数が同じ空間に一度に入れるのはこの通信制御技術のおかげだ。
「1000人のイベントを開きたいが、どうすればいいか」。多くの企業や自治体、教育機関からモノアイに問い合わせが入っている。大学や予備校で一方通行になりがちなオンライン授業のテコ入れ策としてアバター導入を検討する事例もあるという。山下執行役員は「5年もすればバーチャルの世界のアバターをリアルの自分と併存する『もう一人の自分』として意識する時代に入っていくだろう」と先を見据えている。
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