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SNSのフォロワー100万人

 ひかりんちょさんは「カリスマ女子高生」とも呼ばれ、インスタグラムや短編動画投稿サイト「TikTok」の総フォロワー数は100万人を超えた。ツイッターのフォロワー数は13万人以上と、有名モデルの冨永愛さんなどと同じレベルにある。

 当初は芸能事務所に所属していたわけではなく、有名なオーディションを勝ち抜いたわけでもない。SNS上で「かわいい」「言動が面白い」などと中高生の間で火が付いた。

 人気を活用しようと、東北新社は「映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!」のPRをひかりんちょさんに依頼。「マス広告では10代への訴求が難しく、インフルエンサーが必要」(同社)なためだ。Z世代向け商品を扱う企業に加え、その親、祖父母世代への訴求にもZ世代は欠かせい。ダイハツ工業は孫から祖父母世代に安全運転をアピールするため、ひかりんちょさんらZ世代の人気インフルエンサーを広告へ起用し、19年6月~7月に東京・原宿でイベントを開催した。

 ひかりんちょさんの人気は「太ったらだめなん 生きにくい世の中」など、自分の意見をはっきりと言うところにある。彼女のファンという女子高生(17)は「批判とかを気にしない、彼女の言うことが好き」と話す。

 ひかりんちょさんは19年11月にはKADOKAWAから自伝を出版。いじめに遭い学校に通えなくなったことや、動画投稿を始めた経緯などを告白した。時にSNS上で心無いコメントが付き、アンチもいるが、「全く気にしない。私は私だから」と彼女は言い切る。

 1990年代後半以降に生まれ、ミレニアル世代の次の時代を支える「Z世代」。物心がついた頃からスマホが身近にあり、SNSで自分の考えを発信する。ネット空間で多様なバックグラウンドや意見を受け入れることは当たり前だ。