「技術の進化が事業を作り始めた」。AI(人工知能)開発ベンチャー、SENSYの代表CEO(最高経営責任者)、渡辺祐樹はこう言う。同社の事業は、個人の嗜好や感性を個別に分析するパーソナルAIを開発し、アパレルメーカーや百貨店、総合スーパーなどの企業のマーケティングや販売を革新するといったものだ。

 まず受注した企業から、その顧客の購買データを収集する。それと商品の画像データを突き合わせ、AIでそれぞれの顧客の感性を分析。さらに季節の変わり目や誕生日など、どんなタイミングで購買する傾向があるか、どんな値引きの仕方なら実際の購入につながるかといった細かな分析を加える。

 それによって、どんな商品を、どのタイプの顧客層を対象に、どのようなタイミングで売り出し、どう告知するかといった販売戦略を立てる。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り6205文字 / 全文8020文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

特集、人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

ウェビナー【日経ビジネスLIVE】にも参加し放題

日経ビジネス最新号、10年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「SPECIAL REPORT」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。