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長く進まなかった日本の政治改革は1990年代に本格化した。「政治とカネ」を解決するため、選挙制度改革に踏み込んだ。後半には行政改革、官邸機能の強化を進めるも、理想は遠い。

 「消費税は自民党の手で廃止させます! そして野党も入れて(国会で)見直す」

 消費税導入(1989年4月)の翌90年2月に実施された衆議院議員選挙で、地元有権者を相手に大声を張り上げ続ける自民党の候補者がいた。兵庫県淡路市や尼崎市など旧兵庫2区選出で、前衆院議長だった原健三郎。「ハラケン」の通称で知られた大物だ。