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日本の食品メーカーが出遅れていた海外事業を急速に広げている。現地の食習慣を変えるのは時間がかかるが現地法人の売上高は10年で2.5倍になり、輸出も急増している。電機や車がかつての勢いを失った日本。政府も食品を次の基幹産業の一つに育てようと期待している。

UCCグループは「コーヒーアカデミー」をマニラに開設(上)。台湾で最新の生産技術を導入した(右上)。統括会社の上島昌佐郎CEO(右下)(写真=右下:尾関 裕士)

 フィリピン・マニラ市内のショッピングセンターの一角に2018年11月、「UCCコーヒーアカデミー」がオープンした。UCCグループが現地の合弁会社を通じて運営し、日本で研修したスタッフがおいしいコーヒーの飲み方を伝える。焙煎した豆を使うレギュラーコーヒーの抽出方法や豆の品質管理など専門店で取り入れているような本格的な内容だ。