1970年前後から高度成長の影の部分、公害問題が各地で噴出した。水俣病被害などの訴訟は今も続き、深刻な爪痕は残ったままだ。後に環境大国となる日本が、企業の社会的責任を意識させる契機に。

 2018年も押し詰まった12月25日午後。熊本地方裁判所に大きなシュプレヒコールが上がった。

 「すべての水俣病被害者を救うために、最後まで戦うぞ!」

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り4854文字 / 全文5071文字

日経ビジネス電子版有料会員になると…

人気コラムなどすべてのコンテンツが読み放題

オリジナル動画が見放題、ウェビナー参加し放題

日経ビジネス最新号、9年分のバックナンバーが読み放題

この記事はシリーズ「SPECIAL REPORT」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。