商品押し出さず、静かに浸透するソニー

「特集 あなたの知らないソニー」(6/28号)

 かつてのソニーには「ウォークマン」で音楽を聴き、テレビは「トリニトロン」、パソコンは「VAIO」を使うといった熱狂的なファンがいた。それがソニーというメーカーのユニークさへの評価であり、価格が少々高くても性能は間違いないと信じるに値するブランドだった。一時期、ソニーらしい製品がなくなったが、低迷時にメーカーというカテゴリーに縛られずに組織の形態を刷新して再成長を果たした。

 アニメ「鬼滅の刃」をソニーがつくったから見る、というファンは少ない。信者のようなファンに支えられているのではなく、今のソニーはブランドを表に出さずに気づかれぬまま、静かに浸透していくのだろう。

柴田 圭介(大阪府、自営業、63歳)

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