店の外を見る目も重要

「スペシャルリポート 中小零細こそDXが生きる」(3/1号)

 昔、店でアルバイトをしていたころ、初めてPOS(販売時点情報管理)レジが導入される機会に恵まれた。今でこそ、アルバイトの学生からパートの主婦まで当たり前のようにピッとやり、子供のおもちゃにもPOSレジのバーコードスキャナーがあるほどだが、当時は画期的で緊張した。そして店主も「これで売れ筋、死に筋が分かるぞ!」と興奮していた。「けっこう売れているよ」と店員が言っていた商品も、データではさほど売れておらず、思い込みというものを思い知らされた。ただ、セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問の鈴木敏文氏もおっしゃっていたが、本当の売れ筋は店の外にある。店に置いていない商品は、世の中で売れていても分からない。数字をどう読み解き、周りに目を向けるか。そういうチカラが今は必要だ。

竹内 祐司(愛知県、会社員、58歳)

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