EV化は災害リスクも併せた検討が必要だ

「時事深層 課題山積のガソリン車ゼロ目標」(12/14号)

 電気自動車(EV)化推進の問題点は産業構造の劇的な変化と技術的な課題だけでは収まらないだろう。将来、大半の車がEVとなったとして、地震や台風などの大災害によって長期にわたって広範囲に停電した場合、社会は乗り越えられるのだろうか。負傷者の搬送や復旧工事にも自動車は欠かせないが、1週間以上の停電となればEVはまったく使えない状態になるのではないか。政治的な意味合いだけでなく、長期の停電リスクもじっくり考えながら、方針を決めることが必要だと思う。

米持 貴弘(静岡県、元会社員、67歳)

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