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消費者の姿勢で企業に変革を迫る

「スペシャルリポート 『現代奴隷制』との戦い」(11/9号)

 自分が手に取る商品について、どこでどんな人がどう作ったのか、気にする人がどれだけいるだろうか。企業も消費者も同じ物なら1円でも安いほうがいいと考え、より安い原料や労働力を求める──。その安さはしばしば「現代奴隷制」の犠牲で成り立っている。世界各地にまたがるサプライチェーンを構築する企業は末端のパートナー組織の労働環境の正確な把握が難しいことは私も理解できるが、問題が発覚すれば投資家に見放される。投資家にそうした行動を促すのは、労働者の人権軽視を許さないという私たち消費者の姿勢であることを忘れてはならない。

伊藤 幸治郎(栃木県、会社員、28歳)