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日本の分断線、「老若」の間にも

「特集 首都圏分断」(10/5号)

 「分断」について多くの視点から取り上げられていて面白かった。地域的な分断だけでなく、今は、目には見えないが、格差による分断があるように感じている。例えば、豊かな高齢者に対する若い貧困層など。オレオレ詐欺に代表される犯罪は「富の平等を目標にしているのだから許される」というのが手先となる人への説得の決まり文句と聞いたことがある。最近は、独居老人宅への点検を装った強盗なども増えているという。こんなところにも「分断」が現れ始めていることに、この国の将来を危惧している。私が働いていた時代は、自分が頑張ることで世の中も良くなる、という考えがほぼコンセンサスであったように思う。いつから日本は変わってしまったのだろうか。

小森 英幸(愛知県、無職、80歳)