観光需要が落ち込んだ前提で考えるべき

「時事深層 旅先『近く』、人との距離『遠く』」(7/6号)

 「Go Toキャンペーン」が大迷走している。私は都民だが、もし適用除外がなかったとしても、ドライブも含めて、この時期に旅行はしない。「東京からの利用客が7割なので、東京発着の対象外は死活問題」「都民が来れば感染拡大が心配」といった声を聞く。コロナ禍が来年も続けば、都民だけでなく、外国人客も観光地にはやってこないだろう。

 新幹線や飛行機が満席となり、宿は毎週末満杯で予約が取れない“観光パーティー”はもう終わった。それが「ニュースタンダード」だ。感染予防策で昨年の3割のボリュームに落ち込むなら、それでもやっていけるように企業は施設や雇用をリストラするしかない。「Go Toキャンペーン」で来年に先延ばしにするか、今すぐに手を打つか。その違いだけだ。

柿埼 和男(東京都、会社員、57歳)

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