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大学の研究、幅広い分野での活用を期待

「特集 東大の力」(6/8号)

 日本の大学には経営的視点、財務的自立など課題が多いのに気付かされた。以前、大学の同窓会を通じてグローバル人材育成や学長のリーダーシップ、ガバナンスなどの問題点や国からの運営交付金削減などの課題が提起され、危機感をうすうす感じていた。

 少子高齢化が加速していることで、特に地方の中小企業は既存の事業継続や市場の変化に対応しきれないという課題がある。これに対して大学の研究室で培ったノウハウを生かすことにより、企業には成長性や事業化をもたらし、大学にとっても特許使用料といった収益化が期待できるのではないだろうか。企業では手掛けにくい基礎的研究のほか、事業の課題解決のための実証研究も幅広い分野で求められていると思う。

赤間 廣(神奈川県、無職、70歳)