鍛えられる機会を与えられた者は幸せだ

「編集長インタビュー 野村克也 元プロ野球監督」(2/10号)

 インタビュー記事を読んでいる時に野村克也氏の訃報があった。野球選手としての実績も立派だが、監督としての手腕も素晴らしく、またスポーツ選手に珍しいと言えば失礼だが、理詰めの考え方、説明能力は優れていた。ある政治家が「金を残すは下、組織を残すが中、人を残すが上」と言っていたそうだが、野村氏はデータ重視の「ID野球」という新しいスタイルを作っただけでなく、人を育ててうまく活用した。野村氏が言う人材育成は「見つける」「育てる」「生かす」だが、「育てる」「生かす」は鍛えるに通じると理解できる。鍛えられる機会を与えられた者はどんな業界でも幸せだと思う。

佐藤 浩郎(新潟県、会社役員、63歳)

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